5%の緻密な計算と95%の思いつきで綴る、日々の雑感。
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霊視鑑定の午後(前編)
「ここに来たのは、どなたのご紹介で?」
「はい、天照大御神の生まれ変わりと、
あとは凡人も大凡人、木を加えたら大木凡人。この2名です」

社内のごく一部で、にわかにブームとなり始めている霊視鑑定。
週末の午後、オレは南青山のとあるオフィスで、
霊能者を名乗る男を目の前に、静かに椅子に座っていた。

「では何から見ましょう?」
「そうですね…、実は今日ここまで来るとき、やけにラメの服を着た
女性を大勢見かけたのですが。それには何か意味があるのでしょうか?」

「それでは、ちょっと見てみます」
男はおもむろにろうそくに火を点け、数珠を取り出し祈祷を始めた。
そして、それら一連の儀式を済ませたあとで、
オレを凝視しながら穏やかな口調でこう語り出したのだった。
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| 殴り書きメモリーズ | 23:47 | comments(4) | trackbacks(0) |
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